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2009年6月7日 - 2009年6月13日

債券相場に注意

今週の外為相場はドル高で終了。残業が終わって、ようやく一息ついています。ユーロドルは1.40を回復しましたが、上値が重く、下落し始めているように見えますね。ポンドドルや、豪ドルドルなども、ダブルトップを形成しそうですし、ドル高の展開を意識しています。しかし、現状では、ユーロドルの1.40割れは買い場ですので、なかなか下がらないかもしれません。ポイントは米債券相場で、金利の上昇が株価の重石となっており、為替相場の注目も、アメリカの金利に集まっていますので、債券相場に振らされる展開となりそうです。一昨年などは、よく株の取引をしているようだとの嘆きが聞かれた為替相場ですが、今後は、債券相場のようだとの嘆きが聞かれるのではないでしょうか。米債券市場には十分な注意が必要です。

お昼に、NHK名古屋のニュースを見ていたら、フィリピンからの帰国者が新型インフルエンザを発症したと伝えていましたが、つい先日、フィリピンのニュースが、日本からの帰国者が新型インフルエンザを発症したと報じていたことを思い出し、苦笑いしてしまいました。警戒レベルも、ついにフェーズ6に引き上げられましたが、毒性が強まらないことを祈りたいですね。

今週もありがとうございました。来週もよろしくお願いします。

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NY株は天井?

22時29分現在、外為相場はドル高の展開。今日は残業となり、今ようやく一息ついています。欧州株は下落で、日経平均は1万円台を維持して引けましたが、欧州株、NY株共にこれ以上の上昇は見込みにくいですね。特にNY株の上値が重く、株高に伴い、リスク選好の債券売りとなって、金利が上昇すると、景気回復への重石となることが意識されて、株価が下落に転じてしまいます。反面、リスク回避の債券買いとなって、金利が下落すると、株価が上昇する展開で、なんとも奇妙な動きです。金利動向に気をつけながら、金利上昇でドル買い、金利下落でドル売りといったトレードを意識することになりそうですが、膠着感が強まることになりそうで、株価はそろそろ天井を付けたと認識した方がいいのかもしれませんね。

それにしても、こんなに遅くまで残業することになるとは・・・。さすがに、疲れた・・・。

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米30年債入札は好調

7時4分現在、外為相場はドル安の展開。米30年債入札は私の予想に反して好調な結果となり、リスク選好のドル安の流れとなっています。市場が考えているほど、インフレ懸念が小さいということかもしれませんが、買い手の主体は、海外の中銀に見えます。ドル安・自国通貨高阻止のためのドル買い介入で購入したドルで、米国債を買っているという印象で、今後、こうした動きが強まるのでしょうか。ドル安が米国債相場を支える構図になりそうで、あまり健全な形とは言えません。この後、アジア株の動きに注目で、下落する動きは想定しづらいのですが、ここからの上値はかなり重い印象。膠着した状況になりそうな感じもあるのですが、一旦ドル高に振れた後、ドル安の展開になるかな、といった印象で、明確な方向感は見出しにくい状況が続きそうです。

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米5月小売売上高は、プラス0.5%

23時46分現在、外為相場はドル安の展開。この後、米30年債の入札を控えていますが、この結果がどうなるか、まったく予想がつきません。不調に終わった場合、ドル安となるのが常識的な反応ですが、リスク回避のドル高となる可能性があり、金利上昇をはやしてのドル買いかもしれません。好調に終わるとは思えませんので、長期金利に上昇圧力がかかる可能性が高そうですが、これが株安要因になる可能性が高そうで、個人的にはリスク回避のドル高だろうと考えています。

米5月小売売上高は、市場予想通りのプラス0.5%。好結果といえますが、リスク選好の債券売りを誘った結果、金利が上昇し、この金利上昇を嫌気してダウ先物が下落。リスク回避のドル高の動きを見せた後、リスク選好のドル安となるという、非常に複雑な動きを見せました。もっと強い数字を見込んでいた人も多かったのかもしれません。内容としては、自動車が改善ですが、これはクライスラー破綻に伴う投げ売りの影響。販売店の利益にはなっていないですね。ガソリンスタンドが大幅上昇ですが、これはガソリン高の影響でしょう。衣料・装身具はプラスですが、スポーツ用品・趣味関連がマイナスなので、家計に余裕があるという印象はなく、数字ほど強い印象を受けません。今後もプラスが続くかどうかに注目ですが、雇用環境の悪さを考えれば、あまり強気にはなれません。

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日経平均が一時1万円越え

17時58分現在、外為相場は方向感なし。ドル安が進みそうな雰囲気もあるのですが、昨日ドル高の展開になってしまったので、ドル売りが仕掛けにくい状況です。ただ、今のところ雰囲気がドル安方向だと思いますので、欧州株やダウ先物が現状より下げてこない限り、ドル買いも仕掛けにくいです。何もなければ、もう一段ドル安が進みそうな感じがありますので、ユーロドルのロングにしたい気分ですが、ちょっと手が出しにくいです。

日経平均が、一時1万円台を回復。その後1万円を割れて引けてしまいましたが、ここからの株高は難しそうな印象です。NY株もかなり上値が重く、下値では買いが入るものの、上値では利益確定の売りが出てしまいます。短期の回転売買を繰り返しているといった印象で、上値を追いそうな雰囲気がなく、積極的に売り込む流れではないですが、上昇していく展開が想像しづらいです。6月いっぱいは現在の展開が続くかもしれませんが、7月以降に関しては株高のシナリオが描けないでいます。

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ニュージーランドは金利据え置き

7時16分現在、外為相場はドル高の展開。マーケットトークによれば、米長期金利の上昇がドル買い要因ということですが、リスク回避のドル買いにも見え、どちらの要因でドルが買われたか見極めにくいですね。米10年債入札も芳しい結果ではなかったようで、米金利は上昇。これを嫌気してNY株は下落ですが、ベージュブックが、経済の落ち込みが緩やかになったと指摘したことから、下落幅を縮小。それに伴って、ドルは売られていますから、ドル買いはリスク回避の動きだったのかもしれません。金利上昇が嫌気されるようになっていますから、ここからのNY株上昇はかなり難しくなった印象で、株高に伴うリスク選好のドル安は見込みにくくなっています。

ニュージーランドは、金利据え置き。現状ではまだ、利下げ方向ですね。利下げ予想もあったために、NZドルは据え置きの結果を受けて上昇しましたが、声明は弱気な内容で、NZドルに対してあまり強気になれません。NZドルの上昇が、経済の重石になることも指摘しており、NZドルは積極的に買う地合いではないと思います。金利を期待してのNZドル買いは依然リスキーです。

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ニュージーランドは金利据え置きを予想

23時32分現在、外為相場はドル高の展開。ドル円は膠着状態ですが、夕方とは違い、円高とドル高のせめぎ合い。夕方の膠着状態とは、まったく意味合いが異なっています。ロシアから、米国債の保有を減らし、IMF債の購入を増やすという報道が伝わってきたにもかかわらず、ドル安が限定的になったので、ドル売りは非常にやりにくい状態。全般的にドル高が進み、夕方に記事を書いた時点では、ドル売りが優勢でしたが、米金利上昇がドルの支援材料となったようで、ようやくわかりやすい状況になってくれました。ここからドル高が進む買いに注目ですが、気になるのはNY株の値動きで、急速に下げてきていますから、同じドル高の流れでも、欧州タイムの米金利上昇に伴うドル買いではなく、リスク回避のドル買いになっていることには注意しておくべきだと思います。

ニュージーランドは金利据え置きを予想。現時点では利下げの可能性は低いと思われますが、依然として利下げ方向です。問題となるのは、今後も利下げバイアスでいるかということで、景況感を考えれば、利下げが続く可能性が高いと思いますが、利下げの終了を示唆してくる可能性もありそうです。NZドル高を牽制してくる可能性も高く、NZドルには下落圧料がかかりやすいと考えますが、どういった声明が出されるかに注目したいと思います。

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元気がないNY勢

17時33分現在、外為相場はドル安の展開。ドル円は円安とドル安に挟まれて方向感がないですが、リスク選好のドル安が強まれば、ドル円も下落しそうです。現状ではドル安が進みそうですが、米債券相場の動き次第ではドル高に進む可能性がありそう。特に、米2年債の金利が上昇する展開になれば、ドル高要因になりそうです。今日は米10年債の入札も控えていますので、入札内容次第では波乱要因になる可能性があり、入札への思惑から相場が動く場面がありそうで、難しい展開になりそうです。とりあえず、ここからさらにドル安が進むかに注目です。

最近のNY勢は本当に元気がないですね。NYダウの値動きもずいぶんと膠着感が強く、結局終値が1ドル程度しか変わらなかったりします。外為相場も膠着感を感じ、何とも不気味な感じです。嵐の前の静けさといった印象もあり、NYタイムの流動性が落ちている感じで、何かのきっかけで大きく動きそうですが、その場合はドル高が急激に進むことになりそう。何かが起きそうな気配を感じますが、それがいつなのかわからないことが問題です。

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ドル安に戻るのか?

7時6分現在、外為相場はドル安の展開。米3年債入札は好調でしたが、ドル買いにはつながらず、ドル安の流れに。一方でNY株は、ナスダックとS&P500は上昇ですが、ダウが上がらず、上値の重さを感じます。アジア株も上値が重い印象があり、以前ほどリスク選好のドル安になりにくい感じがありますが、この後、アジア株がどのような動きを見せるかに注目です。結局ドル安トレンドに戻った印象ですが、ドルを買う材料がないので、ドルを売るといった印象で、ドルは非常に弱く、リスク回避の動き強まれば、ドルは買われるかもしれませんが、現状ではドル買いは期待薄で、先週末に始まったかに見えたドル高トレンドはあっさり消えてしまったようで、がっかりです。

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方向感がつかめない

23時38分現在、外為相場はドル安の展開。夕方に記事を書いたあと、ドル高の展開になってしまい、がっかりしましたが、その後ドル安の展開に。ただ、この後の展開はNY株次第になりそうで、現在の状況では方向感は読めないですね。米3年債の入札もあり、おそらく波乱はないと思いますが、入札が不調に終わったりすれば、ドル安が進む可能性があり、注意が必要だと思いますが、リスク回避のドル買いといった動きになるのかもしれません。NY株も下げそうな感じもあり、ドル買いの好機のようにも感じます。

それにしても、相場の方向感がつかみづらいですね。米債券相場の需給が懸念されているかと思えば、米利上げ観測が上昇して、しかも知らないうちに再び沈んでいます。景気回復期待が再び浮上してきたり、そうかと思うと、株価が下落して、何が材料になるか、まったくつかめません。短時間で、市場の注目点が変わったりしますので、本当にやりにくいですが、次のトレンドに向かう重要な転換点ですので、注意して市場の動きをみていきたいと思います。

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リスク選好のドル安

17時58分現在、外為相場はドル安の展開。アジア株が意外に軟調で、香港株と台湾株が意外に軟調。しかし、欧州株が買い戻しで、リスク選好のドル安となっています。この後も、リスク選好のドル安となるのでは、と考えていますが、ドルをどんどん売っていく状況ではありませんし、欧州株にも失速する懸念があり、なかなか読みにくい。楽観的になってもよさそうですが、そういった雰囲気はあまり感じず、かといって悲観的になる状況ではありませんので、方向感なく推移しそうです。

アメリカが、欧州に「厳格な」ストレステストを要求しているようですが、アメリカのストレステストも厳格とは言えないような感じが・・・。ただ、ヨーロッパの方が資産の評価が甘く、アメリカとヨーロッパの駆け引きが続きそうな気配です。もしかしたら、この駆け引きが相場の波乱要因になる可能性もありそうですが・・・。金融機関の時価評価の問題はなかなか難しく、今後もどのように資産を評価するかで、いろいろ駆け引きがおきそうですが、うまく世界標準を作ってくれないかな、と期待しています。

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ポンド買い戻し

6時56分現在、外為相場はポンド高の展開。ポンドドルが主導する形でドル安が進みましたが、NY株の乱高下とともに、想定外の動きでした。ユーロポンドが下落するときは、ドルや円は買いづらいですね。ユーロポンドの動きが気になって様子見としていたので、損はしませんでしたが、米債券相場が下落しているにもかかわらず、ドル相場にはあまり影響を与えていないようで、ちょっと分からなくなってしまいました。この後の展開も、イメージがわかず様子見。日本株は下落する可能性が高そうですが、ほかのアジア株は買い戻される可能性が高そうで、そうなると日本株も大きく下げるとは思えない。方向感のない展開となりそうで、ユーロポンドをにらんだ取引は、東京タイムはあまり機能しませんので、昼休みに、改めて相場の展開を考えてみようと思います。

それにしても、相場は当てようとするとうまくいかない。なんか変だな、と感じたら様子見ににするのが一番。相場は本当に難しい。

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米債券相場次第

23時32分現在、外為相場はドル高の展開。NY株は大幅下落で、どうやら利上げ観測の高まりが原因のようです。この後も米債券相場に注目ですが、金利の上昇がドル買い要因であるなら、リスク回避の債券買いが広がれば、金利低下に伴い、ドルが売られる可能性がありますが、これまでの様なリスク回避のドル高になる可能性もあり、ドル高リスクの方が高そうです。ただリスク回避となるなら、円高となる可能性も高く、クロス円は売り場かもしれません。この後、ドルがどのような動きを見せるかに注目で、NY株や債券相場の反応も見極めながら、次の展開を探ることになりそうです。

政局不安で売られたポンドですが、持ち直してきていますね。以前はスイスフランが市場の方向を探るのに役立ちましたが、ここ最近はポンドが役に立ちます。ポンドが買われるなら、リスク選好の動きの高まりを示していますし、ポンドが売られるなら、リスク回避の動きを示していることが多いですが、ユーロポンドが結構役に立つように感じます。現在は、ユーロポンドが下落しており、ポンド買いの流れですから、リスク選好の動きとなる可能性もありそう???

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金利上昇でドル買い

17時10分現在、外為相場はドル高の展開。朝方、ドル円を98.30で買い注文を出したのですが、昼休みに市場の状況を確認すると、アジア株が下落しており、想定と異なる状況。上海株と香港株はもしかしたら下げるかなとは思ったのですが、台湾株も軟調で、98.30の買い注文を取り消して様子見に。ユーロドルはショートにすべきかと思ったのですが、ダウ先物や欧州株がどのような動きを見せるか読めず、リスク選好のドル売りを否定しきれないので、こちらも様子見にしましたが、先ほど、ユーロドルを追撃売りしました。すでに大きく下げているので不安もあり、短期決戦で行こうと考えています。市場の注目は、米債券市場に集まっており、時間外取引で、2年物国債の利回りが上昇し、ドル買い要因になっているようなので、もう少し、ドル買いが続くかな、と考えています。

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ドル高を意識

6時44分現在、外為相場はやや円高でスタート。さまざまなテクニカル指標がドル買いのポジションを作るよう指示していますが、今週はドル買いを意識した方がよさそうですね。ただ、リスク選好の動きとなった場合、ドルが売られる可能性があり、また、米債券市場が需給懸念から下落した場合、ドル安の動きとなる可能性があります。しかし、FRBの利上げ観測を伴うなら、債券価格が下落してもドル買い要因になりますし、悪い金利上昇であっても、金利選好のドル買いの材料にする可能性がありますね。個人的には、リスク選好の動きとなった場合、ドルが買われるのか売られるのか、注目したいと思います。いずれにしろ、ドル円の押し目買いが、最もリスクが少ないと考えられます。とりあえず、この後、アジア株が大幅上昇となる可能性が高いですが、まずは、輸出勢がどの程度円買いを入れてくるか見たいですね。ドル円の押し目買いを狙おうと考えています。

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高まる利上げの可能性

インフレ懸念が高まっています。原油相場が1バレル60ドルを超えたころから、嫌な感じはありましたが、原油相場の上昇基調は続きそうな感じですね。その他の商品相場も上昇基調で、リスクマネーの復活というポジティブな一面はあるものの、今の段階ではあまり商品相場に上昇してほしくないですね。

先週金曜日の、米5月雇用統計でサプライズがみられたことから、FRBの利上げ観測がみられ、ドルが上昇。これが商品相場の調整をうながしましたが、景気回復期待を伴う限り、商品相場の上昇は続くでしょう。そうなれば、インフレ圧力が強く意識され、債券市場に売り圧力がかかり、金利の上昇を促します。そうなれば、ローン金利にも反映され、底打ちを示し始めたアメリカの住宅市場は再び腰折れしかねません。自動車産業にも当然影響が出ますから、アメリカ経済全体に強い後退圧力がかからことになりかねません。また、今回の商品相場の上昇は投機筋の影響が非常に大きく、実需はまだまだ弱いです。去年の8月150ドル目前まで上昇した時も投機の影響が大きかったわけですが、それでもまだ実需がありましたので、明らかにオーバーシュートだったものの、80ドル割れは異常な安値水準だったわけです。

しかし、今回はまだそこまで実需が回復している印象はありません。景気回復期待から資金が流入しているわけですが、やや買われ過ぎている印象があります。70ドル以上は行き過ぎでしょう。問題はこうした価格上昇が実体経済の回復を遅らせてしまうことで、企業の活動に影響を与えることになります。原材料価格をはじめとしたコストの上昇が、企業の利益を減らしてしまいますから、各国中銀はこれを阻止しなければなりませんが、リスクマネーが原因である以上、量的緩和の中止や、利上げに踏み切らなければならないのですが、そうなると企業の資金調達に影響が出て、やはり企業活動が阻害されてしまいます。

それでも、インフレ圧力が強まってこれば、FRBも利上げに動かざるを得ないでしょう。景気は間違いなく腰折れしますが、インフレの方が脅威です。スタグフレーションに陥ってしまえば、仕事はなく、物価は上昇するという、悲惨な状況になります。景気を優先してインフレを放置すれば、物価上昇の影響で景況感は悪化し、消費は増えませんし、コストの増大から結局は企業の活動を停滞させます。日本では長くデフレが続いていたので、デフレを極端に恐れていますが、インフレの方が、長期的には遥かに危険です。FRBは政治家からの景気配慮の圧力に悩みながらも、それを押しのけて、利上げに踏み切ってくるでしょう。そしてECBやBOEも・・・。

現在、商品相場にかかっている上昇圧力は、量的緩和の作用によるものだと考えています。日本で量的緩和が機能しなかったのは、日本の金融機関がリスクを避け続けたためでしょう。日本人にとっては、リスクは避けるものですが、多くの外国人にとって、リスクは冒すものです。量的緩和が機能し始めた以上、これらの措置は速やかに終了しなければないりませんが・・・。そうなると、債券相場は、需給懸念から暴落かなあ・・・。FRBはこれからどうするんだろう・・・。

とりあえず、原油相場に注目で、原油相場が80ドルを超えてくると厄介な状況になりそうですが、我々は見守るしかありません。しかし、そろそろ、量的緩和の中止や、金利引き上げの可能性を意識しておこうと思います。今週もよろしくお願いします。

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